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2006年3月28日 (火)

社説の違い

今日の社説ほど、新聞社の思想が

浮き彫りとなることも珍しいと思います。

おおむね、オウム関連かプルサーマルでした。

私が注目したいのは、プルサーマルです。

日本経済新聞と産経新聞の社説は、まさに

正反対とも言える、見解の違いが出ていました。

日本経済新聞では、

プルサーマルの重要性は認めつつも

自治体への交付金圧力で迫る、国政に批判の姿勢です。

東電、関電、また先の北電を例に挙げ、

事故などが起これば、白紙撤回となりうるために

放射性レベルの高い、使用済み核燃料への

さらなる安全対策の必要性を説いています。

一方の産経新聞では

国内初のプルサーマルは国策であり、

これを受け入れた

「佐賀県と玄海町の先見性と協力姿勢を高く評価したい」

としています。

そして、「プルサーマル」ではなく

使用済み核燃料を使用するだけに、

実態を反映していると「リサイクル発電」というネーミングを

提唱しています。

会社にて、私の隣に座っている同僚が

産経新聞の社説を見て

「これ書いた人、プルサーマルって何のことだか

 分かってないんじゃない?」

「読んでて恥ずかしくなるよ」

と、言ってました。

悪いですけど、私も同僚の意見に賛成です。

産経新聞の社説の中では

プルサーマルの有用性が、超え高らかに

称えられており、事故は起こすべきでないとしながらも

その危険性や、今後の安全性の確保については

1文字も触れていないのです。

言うまでもないことですが

社説やコラム欄は

新聞の顔ともいえる場所です。

その新聞社の考え方が見える場所です。

こんなに偏った文章を社説に

載せてしてしまうということは

「客観報道ができません、あしからず」と

言っているのと同義です。

おおかた、政局の見方をしているのだな、と

多くの読者は感じたことでしょう。

過去の事故は、決して風化させてはいけません。

関連して、日本経済新聞の記事リンクです。

日本経済新聞

『臨界事故の風化防げ、茨城・東海村に沈殿槽レプリカ』

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060328STXKC018228032006.html

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