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2006年4月23日 (日)

アカウミガメ

徳島県牟岐(むぎ)町から悲しい知らせが届いています。

毎日新聞

『アカウミガメ:ストロー誤飲し、胃に刺さり死ぬ 徳島』

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060424k0000m040059000c.html

3月下旬、漁師の方が発見し、

町の資料館にて保護していました。

2月下旬に沖縄県石垣島で放流したアカウミガメ、

まだ生後1~2年の子ガメだったそうです。

異常な衰弱ぶりだったようで、

死後、NPO法人「日本ウミガメ協議会」の研究員の方が解剖したところ、

胃の中は

ポリ袋などのゴミがほとんどでした。

しかし致命傷は、パック入り飲料に付いている

たった10センチのストローが、

胃を突き破り、約1センチの穴を開けていたのだそうです。

胃液が流れ出たことによる

臓器不全だったのです。

今月初旬のニュースで知ったのですが

国際自然保護連合(IUCN)は、

世界で危機に瀕しているウミガメのトップテンを挙げていますが、

不幸にも、この第4位に

日本などでの産卵が、著しく減少しているアカウミガメが指摘されていました。

北太平洋地域では、現在アカウミガメの産卵地は日本だけです。

日本とオーストラリアを中心とする太平洋のアカウミガメの産卵上陸数が

過去25年間で90%以上減少したというものです。

産卵に必要となる砂浜が減少すれば

必然的に、種は姿を消していくでしょう。

砂浜は勝手に消えてしまったわけではありません。

護岸工事などによって、人間が消したのです。

残った砂浜も、オフロード車の乗り入れなどで

安住の地とは言えなくなっています。

そして、人間の出したゴミによって

アカウミガメは駆逐されているわけです。

アカウミガメは、

環境省レッドデータブック絶滅危惧2類に指定されています。

この種を絶やすのも、

あるいは生き続けてもらうのも

私たちの選択次第です。

まずゴミは、ゴミ箱に捨てるか持ち帰る

という選択から始めましょう。

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