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2008年2月 6日 (水)

学びの機会と、「空気を読む」力

人間は、時として痛みがないと
学べないのかもしれません。
 
 
 
『再開の「赤福」、完売直後ヤフオクに登場』 izaニュース
 
 
 
『愛されてこそ』 毎日新聞
 
 
 
シナリオ思考的に考えれば
問題が表面化するということは
学びを得られる機会とも、捉えられるわけです。

不正をして、それでもなお
自社商品を支持してくれる消費者がいたという事実。
それを気付くのに遅きに失した感はありますが
赤福にとっては、必要なプロセスだったのかもしれません。

企業のゴールは利益を出すこと。

確かに、それは必要条件ではありますが
十分条件ではありません。

利益というものは、社会に対して
「プラスの作用」を与えた時に
初めて、反作用としてもたらされるもの。

「プラスの作用」とは、抽象的ですが
顧客や社会から喜ばれ、望まれ、歓迎を受けるような
企業活動全般を指しています。

世に送り出す商品・サービス、雇用機会
非営利としての環境保護や福祉活動も
それに当たります。

逆に、上辺や目先の利益を追っていると
自ずと、上辺や目先の作用しか
社会に与えなくなってしまうのでは。

利益を出すことが至上命題となり
利益を出ないとペナルティを科せられる環境では
保身から、不正を甘受し、組織の論理に異を唱えられない
「空気」があることも、恐らく事実でしょう。

空気が読める優等生ばかりそろうと
摩擦が生まれないので
会社は成長せず、不正の温床になりかねないことに。

しかし、あえて空気を読まない行為が
企業・組織の傷を浅くしているとすれば
その愚鈍さも必要悪であると、私は考えています。

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