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2008年2月18日 (月)

今度こそ、なるか――コソボ独立宣言

国家の独立は、歓喜に包まれて終わる
......というわけには、いかないようです。
 
 
 
『コソボ「独立宣言」の骨子』 izaニュース
 
 
 
『安保理、コソボ独立宣言で緊急会合・ロシアは「無効」主張』 日本経済新聞
 
 
 
『コソボ:中国が独立宣言に「深い憂慮」を表明』 毎日新聞
 
 
 
そもそも、コソボとはセルビア共和国の中にある自治州のこと。

9割を占めるアルバニア系住民と、セルビア系住民とが
かねてより激しく衝突しており
90年代に入ると、コソボは独立宣言をするものの
ユーゴスラビア(セルビア)軍と衝突。

この事態を憂慮したNATO軍は
安保理の承諾無しに、ユーゴ軍を空爆し
結果的に、より複雑な国際問題へと発展したのでした。

コソボを、なぜセルビア人が諦めないかというと
11世紀に建造され、世界遺産にも登録された
中世の修道院があるからです。

つまりセルビア人にとってのコソボは
文化的、宗教的な失うことのできない
中枢都市であることが分かります。

民族同士のアイデンティティに関わる問題は
私たち日本人にとって
なかなか、推察しがたいものがありますが
ゼロサム的な論理が横行すれば
血で血を洗う消耗戦に突入することは分かります。

この国の90年代がそうだったように
それは本来、望まないはずの不幸を
争っているお互いが、手に入れてしまうということ。

今回、独立の骨子に描かれているように
「隣国との良好な関係を求める意志を宣言」し
お互いに「紛争解決の手段としての暴力の行使を慎む」という文言は
過去に学んだという証と取りたいと思います。

大事なことは、当該国の平和的解決。
それ以外の国々は、友好的な助言に留めましょうよ。

ちなみに、「コソボの中世建造物群」として
4件の修道院、教会が世界遺産に登録されているものの
政情が不安定なことから
「危機にさらされている世界遺産」(通称、危機遺産)にも登録されているとか。

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