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2008年2月10日 (日)

東証のシステム障害は、どうなる!?

発端は、こちら。



『【速報】東証の新派生売買システムで障害、先物取引の一部が売買停止』 ITpro



『東証、先物の取引停止 システム障害で』 izaニュース
 
 
 
2月8日(金)に発生した
東京証券取引所のシステム障害のニュースの
続報が、以下の通りです。
 
 
 
『【続報】東証が緊急会見、「9日からの3連休でシステムを復旧させたい」』 ITpro
 
 
 
『東証システム障害:取引再開、見通し立たず プログラムミスか』 毎日新聞
 
 
 
『プログラムに欠陥か・東証システム障害』 日本経済新聞
 
 
 
障害が発生したのは
「新派生売買システム」と呼ばれる
既存の「先物・オプション売買システム」と
「立会外取引システム(ToSNeT)」を一本化したもの。

障害の原因については
まだ、特定できていないようですが
3連休中に復旧させ、12日の取引には
間に合わせたいとの意向はあるようです。

事態が長引けば、株価に悪影響が出る可能性もあり
いわゆる、冷徹な「プロ」しか参戦しない
この取引市場で起こった失態に
速やかな幕引きを望むのは当然のこと。

しかし私自身、SEなどという職業をやっていると
この3連休、システムベンダが
どのような対応を突きつけられているか
何となく感じることができます。

ここから先は、私の想像ですが
当然のように24時間態勢で
ベンダ側で、障害発生時のログ解析。

当時の状況に近いと推察される原因を
いくつか絞り、それに沿って
さらに再現試験を実施していることでしょう。

東証の本番システムを再現試験の舞台に
使わせるというのは、少し考えにくいです。

金融機関などは、本番系のシステムのほかに
開発系のシステムを同時に持つことになっているので
東証も、恐らく例外ではないでしょう。

すると、再現試験は
この開発系のシステムを使わせてもらうか
さもなければ、ベンダ社内で擬似環境を構築して
ひたすら実施することになります。

問題は、再現試験で事象が再現しない時。

事象が再現してしまえば、それに対して
処方箋のメドが立つ能性があります。

しかし、まずは再現してくれないことには
的を射た対策を打つことができないわけです。

では、どうするか。
状況次第ではありますが
手当たり次第、試験の手法を変えて
再現するまで......ということもあり得ます。

障害の原因が特定に至っていないのは、もしや......。

システム設計チームはもちろん
運用・保守チーム
さらには、ハードウェアの設計者や
もちろん、東証のシステム担当者も含めて
こうした一連の作業について
時間単位で報告書を提出・査収していることでしょう。
 
 
 
金融系は本当に大変ですよね。
(予想しているだけで、大変!!)
堅牢なシステムを作るため、頑張って下さい!!

明日は我が身、かもしれませんけど。

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