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2008年5月 7日 (水)

SaaSは、どう使う

今日の赤坂周辺は、要所に
警官、デモ集団、街宣車と
朝から物々しい空気が漂っていました。

国内支持率が低迷している総理大臣と
国際的支持率が低迷している、さる国家主席とが
会談に臨もうとしているわけですから
......けど、その話題には触れません。

SaaS(software as a service)は
IT業界に従事しているか
勉強家のIT担当者でないと
知らない言葉かもしれません。

IT業界関係者であっても、(私も含めて)多くは
概念的な説明に留まり
具体的に、どのように応用できるのかについては
頭を悩ませてしまうもの。

『コープさっぽろ 食の“安全・安心”をネットで確認,最大65万人がGoogle Apps活用』 ITPro

この、コープさっぽろの導入事例は
エンドユーザを巻き込んだ具体的なサービスに落とし込んだ
一つの好例ではないかと思います。

食品不信が苛まれる中、安全性を担保するために
トレーサビリティの必要性が、改めて唱えられていました。

コープさっぽろは、こうした流れを受け
「付加情報の提供」という開発に
至ったのではないかと考えられます。

もっとも、我々のように技術側にいると
先述した通り、どのようなサービスに応用できるのか
そこにフォーカスしがちです。

しかし、エンドユーザからすれば
使っている技術や概念が最新か否かは、実はどうでも良く
(耐用年数や、サポート期限は別にして)
どのようなサービスを提供してもらえるか
――ということに尽きるのではないでしょうか。

ベンダとエンドユーザとでは
発想の出発点が異なる......というのは
皮肉な話ではありますが。

今回の開発の結果、想定される課題は大きく2点かと。

一つは、エンドユーザに利用してもらうために
どのようなインセンティブを提供していくか。

エンドユーザにとっては「手間」となる行為を
「調べたい」と思わせる仕組みを織り込むかで
期待する顧客化・リピート化の成否が
決まってくるような気がします。

もう一つは、これらDB構築・管理にかかる費用対効果。

当面はコストセンターとなるであろう当該システムを
いかにプロフィットセンターへ移行していくか。

どうクリアされるのか
今後、注視したいと思います。

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