« 気象庁からの監督命令 | トップページ | 『NHK受信料は拒否できるのか 受信料制度の憲法問題』 »

2009年3月18日 (水)

『スシエコノミー』

テーマがテーマだけに、外国人にして
良くも書けたり、というのが第一印象でした。

『スシエコノミー』   サーシャ・アイゼンバーグ 著

言わずと知れた、日本を代表する
食文化の一つであるだけに
寿司と世界とが、どのようにつながっているかという点は
日本人にとって盲点だったのかも知れません。

物流と食文化がグローバル化する一方で
庶民の味であった、寿司ネタの代表格であるマグロも
近年、世界的に需要が高まり
価格が高騰している点は、見過ごすわけにはいきません。

もちろん、需給バランスによる
価格決定を無視することはできないでしょうけれど
様々なステークホルダーが、一人勝ちでなく
商システムとして、いかに信頼性が高く
長期間継続させるかを尊重し
同時に、リスクを相互で分散し
痛み分けを図っている点には
単なる市場経済を超えた
責任や誇り、信念のような温度が感じられ脱帽でした。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

|

« 気象庁からの監督命令 | トップページ | 『NHK受信料は拒否できるのか 受信料制度の憲法問題』 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/50722/28683231

この記事へのトラックバック一覧です: 『スシエコノミー』:

« 気象庁からの監督命令 | トップページ | 『NHK受信料は拒否できるのか 受信料制度の憲法問題』 »